バンコクの路地裏で妙に絵になるバイクを発見、近寄ってみるとトライアンフ(Triumph)の復刻名車ボンネビル(BONNEVILLE)T120。
こういうエンジンに特徴ある自動車やバイクに魅かれる性質のある私は、しばらく見入ってしまうのでした。
日本では、トライアンフのバイクなんてあまり見かけませんよねぇ。
イギリスのオーバイメーカーで、エンジンは独自のV型を搭載し、独特のサウンドを響かせてくれるバイク。
個人的にはインラインフォーのエンジン音が好きですが、ハーレーやドカティあるいはBMWという独特なエンジン音を聞くと、歩いていても立ち止まってしまう私です。
残念ながらオーナー(と思われる方)は、店の中で散髪中。
エンジン音を聞くことはできませんでしたが、終始ガラス越しにバイクを食い入るように見ている私に満悦そうな視線を送っておられましたねぇ(笑)。
日本にも同モデルは存在すると思うのですが、いろいろ手を食わられると見事なまでに印象が変わりセクシーになるとは驚き。
特に右2本出しマフラーとアリンコシートが良い雰囲気を醸し出しております。
正直、ノーマルでは(私の好みに合わないだけですが)決してカッコいいとは思えないボンネビルがここまで変貌を遂げるとは。
しかし、私として少し残念な個所もあったので付け加えさせてもらっておきますと、それはラジエター。
もともと空冷だったと思うのですが最近のヤツは水冷になっているようで、特徴的なV型エンジンにラジエターが覆いかぶさり良く見えないのです。
水冷に進化することに否定はしませんが、せっかくなのでもう少し控えめなラジエターを載せて欲しかったですねぇ。。。と、買えもしないヤツの負け惜しみを残しておきましょう(泣)。
日本で買うと150万円くらいでしょうか、ということはタイでは300万円超えのバイクということになるのかな。
決して安いバイクではありませんよねぇ、でもバイクにお金をつぎ込む人って何かカッコいいと思うのは私だけでしょうか。いつまでもそういう趣味は持ち続けていたいものです。
夜のタイを徘徊するのも楽しいのですが、日中の徘徊は私にとって“別の出会い”があり結構好きなんですよねぇ。。。お金もかかりませんしね(笑)。
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