
以前から問い合わせや皆さんの憶測を呼んでいた私が以前日本人一人で引きこもっていた田舎の町。
そろそろ10年前の話になりますし、そろそろ少し詳しくお伝えしても大丈夫かな。
このブログを始めるきっかけとなった思い出の多い場所なのですが、これまで所在の詳細を明かさなかったのにはちょっとした理由があったのです。
2009~2011年にかけて会社のとあるミッションを受けて長期滞在することになった私。
打診された時には、
“タイでの長期滞在も悪くないなぁ(いや、むしろありがたいかも)・・・♪”
なんて、軽い気持ちで引き受けたミッション。
ただ、バンコク市内ではないとは聞いていた滞在先ですが、現地に足を踏み入れた時に私の想像を超える辺鄙な場所だったことを今でも思い出しますねぇ。

引きこもっていた場所は、目印もなにもない畑ばかりが視界にはいる町。。。。バンコクから北上すること数時間の位置にあるロップリ県とナコンサワン県の境界あたりの山奥になります。
一番近いコンビニがある町はノムアン(Nong Muang)もしくはパイサリ(Phaisari)で十数キロの距離。
(なんちゃって)日本料理を口にできるロップリ(Lopburi)市内までは車で1時間くらいかかります。

まず、説明しておかないといけないのは、『なぜ、これまで場所を明かさなかったの?』と言うことだと思います。
それは、私が出入りしていた施設がちょっと特別な場所だったからなんです。
「エイズ寺」って、聞いたことある方も多いかと思いますが、私が出入りしていたのもその施設。
タイ国内にもいくつか同じ呼ばれ方をされている寺院はあると思いますが、その中の1つだと思います。
Google Earthなどの衛生画像で見ると全体が分かりやすいかもしれません、時間のある方は試してみてくださいませ。

私が足を運んでいた施設は「寺」とは趣が異なり、広い敷地の中にさまざまな理由でエイズに感染した子供たちが暮らしている施設でした。
ですので、敷地内部には、学校や病院或いは亡骸を葬る場所が用意されていて、中で暮らす子供たちは基本的に敷地から出る必要はない場所と言うことになります。
子供たちとも仲良く接していましたが、施設の隅に用意されている大小さまざまな棺が時々減っているのを見るのが辛かったですねぇ(施設内の画像掲載は控えていますので了承くださいね)。

この施設のボスは、タイではわりと有名な“とある僧侶”。
坊さんとモメるとタイでは大変なことになるケースが多いですし、施設の性格上あまり公開するべきではないと判断し、敢えて明かしてこなかったのです。
・・・あれから10年経ってますし、そろそろ時効と言うことで少し紹介してみることにしました(ネタも枯渇気味ですしね)。

以前からタイへは出入りしていたのですがタイ語は全くできなかった私、こんな田舎に放り込まれて一人暮らしを強いられていたんですねぇ。
日本語はおろか、英語さえもない生活。。。さすがに生活できる最低限レベルのタイ語を使えるようになったわけです(はじめは、ワケもわからずイサーン語を現地人から教えてもらっていたことは内緒です)。
その他に修得したスキルは、魚釣り、投網、とトランペットくらいでしょうか(笑)。

何もない田舎生活でしたが近所に携帯電話の電波塔ができたことが転機になり、FacebookやTwitterなど(一部いかがわしいヤツも)SNSで遊び始め、ある日ブログでも書いて時間を潰そうと考えたのが、このブログの起源なんですよねぇ。。。ブログ自体は妙な方向に進み始めGoogleさんに叱られっぱなしですが、この田舎生活を経験していなかったら、ブログは始めていなかったでしょうねぇ。

こんな処に一人で長期滞在していましたが、私は別に学校の先生でも医者でもありませんし、ましてや政府関係者とかJICA(国際協力機構)の一員でもなく、ごく普通のサラリーマン。
今も当時の会社を変わることなくサラリーマンやっているので、当時のミッションの内容などの公表は控えさせていただきますね。
では、今回はこの辺で失礼いたしますねぇ。。。ちなみに、この続編は期待しないでくださいねぇ、マジメな記事は苦手なもんでして(笑)。
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この記事へのコメント
alfa
暇を持て余した神々、いや違ったおっさんの暇つぶし!!
10年位前にやってた、違う齧ったブログはタイの1ヶ月旅行で日本の彼女をつなぐものでした。
そんなことをされてたんですか、ちょっと意外でした。
そういえば10年ぐらい前はチェンライに縁がありましたが、当時はエイズと言う言葉をよく聞く機会がありましたが、最近めっきり聞かなくなりました。減ったんですかね。
かる
いつも応援ありがとうございます。
きっかけってそんなものなのかもしれません、飽きっぽい私がいまだに続いているのが不思議です(笑)。
確かに最近エイズって単語を目にすることは減りましたよねぇ、武漢肺炎よりよっぽど怖いと思うのですけど。。。武漢肺炎もそのうちここんな感じになるのでしょうか。
かる