
勢いの衰えぬ武漢肺炎の影響ですっかり日本での生活に落ち着きつつある現状。
とは言っても癌治療中の私ですから、武漢肺炎が落ち着いても海外逃亡はしばらく先の話になるのですが(笑)。
これまで海外で夜遊びに時間もお金も散在していた私、いざ日本に長く滞在していると時間を持て余しがってになってしまうのです。
とは言うものの、海外渡航時の“夜遊び軍資金”はキープしておかないといけないので、「安価で健全で時間の費やせるモノ」で日本滞在を楽しんでおります。
前振りが長くなしましたが今回も少しマニアックでブログタイトルとは無縁のお話です。
“コーディング”と言う車のプログラムを変更し様々な純正仕様をカスタマイズするという、意外にも同様の全記事が好評だったので(味を占めて?)備忘録も兼ね関連記事として残しておきます。
コーディングに使用するアイテムは、全記事で紹介したOBDelevenというスマホを通してワーゲン・アウディ系の車のプログラムを書き換えるシロモノ。
ずいぶん簡単にこの手の作業ができるようになりいろいろ遊べて楽しんでいるのですが、場合によっては車の不調に繋がったりディーラー入庫を断られたりするので自己責任で行ってくださいね。

今回変更するのは、タイトルにもあすように「スカンジナビア仕様のデイライト」です。
最近になり国内でも“デイライト”なる機能が備わっている車を多く見かけるようになりましたが、欧米では古くから標準仕様として採用されている仕掛け。
簡単に言うと、『ヘッドライト付近がなにやら白く光っているライト』ですね。
このデイライトも各国(各地域)で固有のルールがあり、大きくは「アメリカ仕様」と「スカンジナビア(北欧)仕様」の2種類になります。ちなみに日本は「アメリカ仕様」でフロント(ヘッドライト付近)側は点灯しますがリア(ブレーキランプ付近)側は点灯しない仕様ですよね。

アウディも以前は「装備されているのに点灯させることはできない」仕様だったのですが、最近のモデルからはデイライトが標準仕様で点灯するようにっています。
ただ、日本で見慣れている「アメリカ仕様」ではなく「スカンジナビア」仕様。
何が違うかと言いますと、リア側のランプもナンバープレートもフロント側同様に『常時点灯』なんです、しかも純正の設定ではデイライトをOFFにできない(涙)。
“これじゃ、スモールランプ点灯させてるのと同じじゃんよ!!”
ということで、OBDeleven様が降臨!
コーディングで「スカンジナビア仕様」から「アメリカ(日本)仕様」へプログラム変更し、テールランプとナンバープレート点灯をOFFにしてしまおうと言う目論み♪
とは言うものの、このコーディングは私の車ではスマホアプリの「ワンクリックコーディング(一発コーディング)」という“ポチッ”だけで変更できるようにはなっていないので、少し“深い”ことができる「Adaptation」メニューから設定してやる必要がありました(PROバージョン機能)。
結構この設定ニーズって多いと思うのですが、皆さん気にならないのかなぁ。。。もしかすると将来的には「ワンクリックコーディング(一発コーディング)」のメニューに登場するかもしれませんね。

手順は、こんな感じです。挿入画像を参考にしながら眺めてみてくださいませ。
① メイン画面から「コントロールユニット」を選択
② 「オンボードサプライ」を選択
③ 「Adaptation」を選択
④ ポップアップするドイツ語メニューから「Aussenlicht_Front」を選択
⑤ 「Tagfahrlicht_Dauerfarhrlicht aktiviert zusaetzlich Standicht」を選択
⑥ 「作動」⇒「非作動」へ変更
⑦ 必要に応じてパスワード「31347」を入力

今回の変更に際して、OBDeleven正規販売店であるZero LibertyさんとLINEでやりとりさせていただきました。OBDeleven購入後はレスポンス良く世話になっていて、コーディングを楽しむハードルが断然低くなり感謝しております。
今回の私の車では、以上のコーディングで上手くいき今のところ不具合も確認されていませんが、Zero Libertyさん曰く「一部車種では、他の項目も変更しないといけないことがある」とのことです。

さて、次は何をコーディングしようかなぁ。。。とりあえず、非完全燃焼に終わっている「RS専用画面」の攻略でしょうか。
OBDelevenのスマホアプリではエンジンデータが取り出せている様子なのに、全記事のRSモデル専用画面の「パワー」や「トルク」表示の数値が出てこないのはなんででしょうか。
これって、コーディングでなんとかなるのかな?
OBDelevenを手にして以降、ガレージに引きこもりになり勝手な私を家族や近所の人はどう思っているんでしょう(笑)。
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この記事へのコメント
alfa
何年?いや20年以上聞いたことのない響きです。
私の車もスカンジナビア仕様?って言えばかっこいいかな???
バンコク界隈にはいるんだろうがチェンマイでは車のモディファイは少なくみんな写真を撮りたがります。
ノルウェー、フィンランド人ってタイではお目に罹ったことがないですね。
かる
いつもコメントありがとうございます。
alfaさんの愛車って、きっとバンコクと言わず何処でも目立つと思いますよぉ、リアの足回りなんか特に。。。ワンオフみたいですし、「車好き」感がにじみ出てますもんね!
私が目にしてたら、ブログネタにしてたと思います。
スカンジナビア仕様って、結局は常時フロントのデイライトが点灯しリアはスモールランプとナンバープレートの照明が点灯するという、まさに「スモールライトON」な状態なんですよねぇ。。。風雪の多い北欧仕様なのですが、北米カナダではフロントのみの点灯仕様。
やっぱり日本でも馴染みのある北米仕様でテール側が光らないほうを選択してみたしだいです。
昔は、車弄りというとボンネット開けていろいろ弄っていましたが、これも時代の変遷なあのでしょうか。。。スマホで車をいじるなんて(苦笑)。
かる
alfa
どうも電気系には特に弱いですね。
ソレックスやウェーバーの時代が懐かしいです。
スマホ連動とか考えただけで頭が痛いで~す。
かる
そうなんですよぉ、キャブとか触って試し乗りして。。。なんて遠い昔の話になっちゃって寂しい限りです、最近のチューンなんてほとんどが電気系ですもんねぇ(涙)。
車の操作系もダイヤルやツマミからタッチパネルに変わってきてますし、なんか触ってて楽しくないですよねぇ。
かる