前回記事でお伝えしたように無事初回車検を終えた愛車ですが、3年でバッテリー交換で想定外の約6諭吉と言う出費を食らい、ますますアイドリングストップが嫌いになった私。
アイドリングストップ機構ってON/OFFスイッチはあるものの、毎回エンジンかけてスイッチ操作するのも面倒なので、強制的に解除することを決意。
ショップへ行けば専用ツールを使いコーディング(プログラム変更)で対応可能なのですが、その出費は約0.5諭吉が相場。
どうせ次回車検時には元通りにしないといけないので、スマホで簡単にコーディングできるOBDelevenなるツールを調達したのでした。
今回調達したのは、「NEXTGEN OBDeleven PRO PACK」と言う以前のAndroid端末に加えiPhoneなどiOSにも対応したモデル。
私はアンドロイドユーザーなので使用画像はiPhoneとは異なるやもしれません(ちなみに、AndroidOSの派生OSであるColorOS(楽天モバイルのOPPO Reno A)でも操作は可能でした)。
ただ今回使ってみたAndroidとColor OSでしたが、コーディング操作は可能でしたが1つだけ問題に見舞われたことを最初にお伝えしておきます。
それは、
「Bluetooth 接続のペアリングを受け付けなかった」
こと。
マニュアルに記載されているペアリングコード(2種類)を試したが、いずれもエラーで跳ね返されました。
その後、購入元のZeroLiberty様より、
『Nextgenシリーズからは、ペアリングは必要ない』
と、回答をいただきました。いつも懇切丁寧で迅速なサポートありがとうございます。
結局はペアリングしなくても通信を始めたので、そのまま放置し使っています。
が、おそらく毎回接続に要する時間が遅くなるんでしょう。。。よくわかりませんが、そう毎回接続するようなシロモノでもないので許容範囲なのですが、初めての接続時には少しビビりました(笑)。
そんなこんなを経てOBDelevenを車のOBD2ポートに差し込み接続完了、まずはお約束の既存エラーのチェックですね。
車検を受けたばかりなので当然ですが、エラーはありませんでした。
と、ここで備忘録をもう1つ。
これは海外フォーラムに掲載されていたので、私はあらかじめ対応した格好で作業したので現状で日本仕様の場合はどうなのかは不明です。
どうやら海外の“とある国”の“とある年式”では、『ボンネットを開けておかないと操作できない』ということ。そこに記載されていたのは、“ボンネットを開けておかないと、車がサービスモードにならない”というものでした。
実際にコーディングする際には、“クレジット”と称されるポイントを消費します。
このポイントはアプリ購入もできるのですが、毎日ログインしたり広告を観たりすることで1日に最大6ポイント貯めることができます。
「テレビキャンセルの解除」は100ポイントを消費するものの、大体の変更は10消費ですので計画的に貯めておけばヘビーユーザー以外では実際に購入することはないのではないでしょうか。
その他にクレジットはOBDeleven PROを購入すると、200ポイント付与されますし、更に2020年11月現在は “冬のキャンペーン”みたいなのやっていて、200ポイント加算。。。私は今回400ポイントゲットしました。
それでは、今回私がやってみたコーディングを少し紹介しておきたいと思います。
まずは、今回の最大目的である「アイドリングストップ機能」の解除。
これを設定することで、常時アイドリングストップすることなく煩わしい毎回搭乗時にスイッチでOFFすることがなくなりました。
(私の車はドライブレコーダーの駐車監視も着けてますし)アイドリングストップ機能はバッテリー消耗もそうですが、セルモーターの寿命にも悪影響だと思っている私。
バッテリーは徐々に劣化し交換時期を予想でき最悪でもケーブルで充電し応急措置は可能ですが、セルモーターだとそうはいきませんもんね。
これらメジャーな項目は、“ワンタッチコーディング”というアプリの機能でボタンをポチっとするだけで変更できます。
その他に試してみたワンタッチのお手軽コーディングは、「テレビキャンセル解除」と「ヘッドライトウォッシャの解除」。
どれも問題なく機能していて、十分購入した出費をカバーして大満足な私なのでした。
と、ここまでは別に「PRO PACK」でなくてもできるのですが、実は私には「PRO PACK」でないと満足できないコーディングがあったのでした。
それは「PRO PACK」でしかできない、“ロングコーディング”と言う少しマニアックはプログラム変更。
今回のコーディング是非とも試したかった変更でして、
『RSグレードだけに存在する「加速度表示(Gメーター)」、「パワー表示」と「トルク表示」を表示させること』
です。
ロングコーディング自体は、前述のポイントは消費しない無料でできるので早速試してみました。
このロングコーディングは車種やグレード等に応じた一般的でない細かい設定が可能ですが、ある程度の予習が必要ですのでフォーラムなどで予備知識を養っておいた方がいいかもしれません。
正規販売しているOBDeleven Japanさんのメールなどのサポートも懇切丁寧ですので問い合わせるのも良い手段かと思います。
私の車は、バーチャルコックピットと呼ばれる液晶のメーターパネルなので好みや目的に応じていろんなレイアウトや表示情報を選択できるようになっています。
普段表示させているのは、こんな画面ですね。
ロングコーディングで「加速度表示(Gメーター)」を表示させてみました。
こちらは予習していた通り、表示も機能も問題ありませんでした、めでたしめでたし。
しかし、「パワー表示」と「トルク表示」は表示はロングコーディングで起動はできましたが、数値を表示しませんでしたねぇ。。。年式や生産国あるいは仕向け国で上手く機能することもしないこともあるようです、上手く数値を表示できないことが多いみたいで、私の場合も数値表示までには至りませんでした(残念)。
このOBDelevenですが、“フォルクスワーゲングループ公式パートナー”ということで製品自体には全く問題がないのだと思いますが、あくまでも自己責任で実施してみてくださいね。
私の出入りしているディーラーでは、ウソかホントかはわかりませんが「本国は認めているが、アウディジャパンは認めていない」みたいな回答されましたしね。
でも、これ楽しいです!しばらくハマりそう♪
最近の車は電子制御などが多く素人には触りにくく昔のような楽しみ方が出来なくなっている私には、こいつは最高の玩具かもしれません。
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