最近めっきり湿っぽい記事が多く申し訳ありません。
『肛門をほじられる』シリーズでお伝えしたように、肝臓に癌の転移が見つかり手術に向けて準備を進めているところなんです。
こういう境遇ですので、なかなか普段のような記事をアップする気にもなかなかなれず、また皆様から私の体調を気づかう多くのメッセージをいただいており大変恐縮しているところです。
まぁ、『肛門をほじられる』シリーズで“ちゃんちゃん”って感じで完結する予定だったのですが、そうも行かなくなっちゃいまして近く手術を受けるべく入院いたします。
と言うことで、昨年来の横行結腸癌(大腸癌)シリーズを経て、今年は新たに“肝臓癌”シリーズへと物語は進んでいくのでした。
今回は、肝臓癌が発覚した私がいろいろ担当医から聞いた話を備忘録までにいくつか紹介しておきたいと思います。
少しでも皆様の癌の知識や健康管理に役に立てれば嬉しいですね。
まず、今回私の肝臓に発覚した癌は、昨年患った横行結腸癌(大腸癌)から転移したもののようです。
私は、横行結腸癌の手術の際に転移を避けるために周囲のリンパ腺も切除していて、術後の約1年の検査では異常が見当たらなかったこともあり、血管からの肝臓転移と判断されているようです。
幸いなことに精密検査の結果では他に転移は見当たらず、この肝臓に根付いた癌だけだったようで、まさに不幸中の幸いだったようですねぇ。
「沈黙の臓器」と言われる肝臓は痛みを感じにくく発覚した時には手を付けようがない事態に陥っていることが多いようですが、私は癌治療を受けていたので頻繁に腫瘍マーカーの値を検査していたことで早期発見できた次第です。
肝臓って血管も多く通っていることもあり、癌が見つかっても手術できないことも少なくないようですが、これまた幸いなコトに私の場合は切除可能な部分に蔓延っているようで、今回手術で除去することとなりました。
肝臓の病気と言えば、以前に劇症肝炎を患い生死の境目を彷徨った経験があるのですが、これはこれでネタになりそうですので次回の機会に紹介いたしましょう(苦笑)。
まぁ、まずは今回の肝臓癌をやっつけないといけませんしね。
今回切除予定の範囲のマンガがこちらですね。
肝臓って、いくつかの小部屋で形成されているようで、今回の私の場合ですと、7番の部屋の全摘出と8番の部屋の一部を摘出するようになるようです。
肝臓全体の約28%を取っ払うことになるのですが、幸い大きな血管は周囲になく手術は可能とのこと。
驚いたのは昨今の医療設備の進歩でして、説明を受けた時はパソコンの画面で3Dで私の肝臓モデルを映し出し画像処理技術の進歩に驚かされた次第です。
著作権の一部というか、原作者は私ですので病院には画像の提供を依頼していて入手出来たら紹介させていただきたいと思います、きっと皆さまも驚くと思いますよぉ(笑)。
予定手術時間は、6~8時間。
で、今回もお腹にメスを入れることになるのですが、横行結腸癌の手術の時は溝内あたりから下腹部まで竪に開腹しましたが、始発点おなじものの今回は途中からあばら骨に沿う形で右にメスを入れ肝臓にアクセスする予定。
なんか、こうしてみるとバンコクのBTS路線図に見えてくる私って、いったいどうなんでしょうねぇ。。。差し当たり前回がスクンビット線で、今回開通するのがシーロム線といったところでしょうか(笑)。
なんか、ここ1年で私のお腹って見るも無残なコトになるようです。
海賊王ワンピースに出てくる「ロロノア・ゾロ」ばりにズタボロな傷跡が残ることになるのでしょう。
この傷跡がトラウマで、ますます夜遊びから遠ざかってしまうんだろうなぁ。。。(涙)。
こんな能天気な私ですが心配ごとだってあるんです。
それは、何と言っても『資金源』、というか「がん保険」。
私も加入している普通のがん保険では2年経過しないと保険金が支払われないのです(泣)。
高額医療の限度額申請を受けることで直接の出費額は20万円以下に抑えられるのですが、その後の通院や検査でもかなりのお金が飛んでいきます。
初めは「がん保険成金」を目指していたのですが、とてもじゃないですが少々の保険ではカバーできないと思います。
皆様もどうぞ気を付けておいてくださいませ。
次回以降のブログ更新は、しばらく病室からとなる見込みです。
夜遊びやお姉さん関連の記事が頻繁にアップされるようでしたら、病院で順調に過ごしていると思ってくださいね(笑)
(関連記事)
【近況報告】肝臓の癌摘出手術を無事終えました
肛門をほじられる決意をした帰国後の夜(1)
肛門をほじられる決意をした帰国後の夜(2)
肛門をほじられる決意をした帰国後の夜(3)
肛門をほじられる決意をした帰国後の夜(4)
抗がん剤治療、最終クール目前で足踏み(涙)
長かった闘病生活を乗り切り海外復帰が決まりました♪
応援ありがとうございます、抗がん剤「ゼローダ(Xeloda)」治療も4クール目突入です
問い合わせをいただいている術後の経過と服用している抗がん剤治療について
社会復帰のはずが、“思わぬどんでん返し”を食らい意気消沈した話
すみません、「始めて以来級」と言えるほどの未更新でした、実はこんなコトになっていたのです。
今年こそは桜を満喫できるはずだったのに、こんなコトになるとは(泣)
ホームグランドと信じていたバンコクで食あたり
私の窮地を救ってくれたコンビニ調達可能な食材たち
海外傷害保険を事後申請してみて感じた覚えておきたいコト
この記事へのコメント
Yasuky Tanaka
武漢肺炎の方が手ごわそうですね。早くの復帰を願っております。
懸念材料は、酒類とはおさらば,,,,,ブログもまだ、未完成ですからね(笑)
順調な結果を確信して待ってます。
かる
ありがとうございます、ちょっと行ってきますね。
そうなんですよ、この時期に武漢肺炎にやられると少し厄介なことになりそうで担当医からも気を付けるよう言われています。
酒とはしばらくおさらばですねぇ。。。水分摂取の殆どをアルコールに頼っていた私はどうなるんでしょうか。
まぁ、この内部からのアルコール消毒が武漢肺炎を排除しているのかもしれませんが(笑)。
ブログも続けらるよう頑張りたいですね、こらからも宜しくお願いいたします。
かる
alfa
前も克服してるんだから大丈夫です。
今は元気でもタイには足を踏み入れる事が出来ません。まだ当分の間入国不能です。丁度回復されたころになると朗報が届くこタイとでしょう。
おねえちゃんたちとの再会を楽しみに考えてください。
かる
心温まるお言葉、ありがとうございます。
そうですねぇ、こういう時期ですし手術による摘出を選択しました。
タイへの復帰を夢見て前向きにやっていきたいと思っております。
念願叶いタイへ復帰した際には、alfaさんの子猫ちゃんに会いにチェンマイへも立ち寄ってみたいですねぇ~。
お姉ちゃんは、毎日誰かしらメッセージと画像を送ってきてもらえておりますが、殆どイサーンへ引き込んでいて彼女らもバンコク復帰は未定な様子。。。WHOみたいに送金要請が日に日に激しくなっております(笑)。
最後になりましたが、いつもコメントいただき感謝しております。
これからも宜しくお願い足します。
かる