2019年2月19日に横行結腸癌(大腸がん)と診断され救急手術を受け40cmほど大腸を切除したたことは、このブログで紹介した通りでして、術後のプログラム通り半年経過後にCT検査を無事終え転移は確認されず一安心。
また、4月から服用を続けていた抗がん剤(Xeloda)も全8クール(2週間服用し1週間お休み)も7クール目を終え、通常だと次回の検診は3か月後。
しかし、なかなか世の中は甘くなく、思わぬ症状で8クール目実施が延期になったというお話です。
7クール目を終え、『残り1クールを終えれば4月以来3週間毎に通院していた束縛から解き放たれる』と意気揚々と検査に向かった私でしたが、今回引っかかったのは、血液検査の白血球濃度(?)でした。
血液検査の中で白血球(Neut絶対数)が「15」を下回ったため、最後の8クールめの抗がん剤の処方を見送るという結果。
どうやら、私が服用しているXelodaという抗がん剤は、このNeut絶対数なる数値が「15」を下回ると服用を中断するのが一般的らしいのです。
確かに過去3回の血液検査の結果と照らし合わせても、20.6→17.0→13.8と明らかに減少傾向にある旨を説明されました。
「最後だし、ちょっと抗がん剤服用を止めて様子を見ましょう」
冷酷ながら説得力のある担当医の言葉に従わざるを得ない私の立場では、担当医の進言を受け入れないわけにはいきませんよねぇ。。。
頭の中では、有給休暇の残数を数えながら診療室を後にし、清算を終え処方箋を持って薬局へ足を運んだのでした。
で、今回処方された薬が、これです。
薬の名前は、「ロイコン」。
ロリコン傾向のある(?)私には何となく親しみのある名前。
しかも、錠剤もXelodaとは違い小粒で飲みやすそうな外観。。。まさにロリコン錠剤♪
白血球を増やす効果があるロイコンという薬。
処方されたのは1週間分、このロイコンなる薬を毎食後に2錠を服用することになったのでした。
Xelodaの時は、朝晩7錠ほど大粒の錠剤を服用していたのですが、これは小ぶりで飲みやすい薬ではないか。ただ、毎食後となると常に持ち歩く必要もあり特に昼食後の服用忘れが頻発する事態が勃発。
まぁ、1週間後の検査でNeut絶対数が改善すれば、中断していた最後となる8クール目のXeloda服用が再開できるんで、
“検査前の数日で3錠ずつでも服用してやろうかな。。。”
なんて考えたりもしたのですが、別の症状が出ても困るので断念した私なのでした。
何をそんなに焦っているかと申しますと、9月はすでに(術後2回目の)海外逃亡予定が決まっているんですよねぇ(苦笑)。
有給休暇の残数もそうですが、溜まってる海外の案件(ブログのネタ含む)を消化しないといけませんしね。
良い結果でないかなぁ。。。
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