私はベジタリアンではない(敢えて言うなら“レディタリアン”)ので、機内食は当然ながら「ノンベジ」を選択するのですが、先日搭乗したスリランカ航空のバンコク⇔コロンボ便の往路・復路とも同じ扱いを受けたので、“これはもしかして同じ思いをされた方が結構多いのではないかなぁ?”と思い、ちょいと記事してみる子おtにしました。
私たちに馴染みのある機内食の選択肢は、「チキン」か「ビーフ」だったり、あるいは「和食」か「洋食」と言うのが一般的ですよね。
しかし、タイやシンガポールあたりから西方へのフライトによくある機内食の選択肢は、だいたい「ベジ」か「ノンベジ」なのですが、これは宗教上の理由などからベジタリアン(菜食主義者)の比率が高いためなんだと理解しています。
往路となるバンコク→コロンボの機内では、たいして気にもしておらず「こんなこともあるか」くらいだったのですが、復路のコロンボ→バンコク便でも同じ。
これはもしや航空会社ぐるみで日本人をいじめているのか、あるいは雑食性の民族の機内食は所謂「調整の範囲内」なのか。
スターアライアンスのタイ航空(TG)便も就航はしているのですが、発着時間が悪く泣く泣く馴染みのないスリランカ航空を使うハメになり、ただでさえご機嫌ナナメな私。
なんとかスリランカでの案件を終え、いざタイへ戻ろうと登場した往路と同じスリランカ航空。
(IKKOさんに似た大柄な)キャビンアテンダント(CA)が、機内食メニューを持ってやってきたのでしたが、選択肢は冒頭でお伝えしたように「ベジ」と「ノンベジ」の選択肢。
当然ながら「ノンベジ」を選択した私。
しばらくすると、IKKOさんが機内食の配膳を始め私の席にも機内食が無事届けられたのでした。
無言のまま去っていくIKKOさんを気に留めることなく、機内食のアルミラップを開く私が見たものはこちら。
“これって、ベジやん!!。。。思えば、来るときもベジだったではないか。”
「私が頼んだのは“ノンベジ”なんだけど、取り換えてくれないかな?」
別にどちらでもよいのですが、頼んだ品と別のものが出てきた、しかも来るときも同じめに遭ったとなると、気の弱い私も黙っているわけにはいきません。
IKKOさんを呼び止め交換を要求した私に、IKKOさんが私に放った言葉はこうでした。
『どんだけぇ~!!!』
とは言っていません、悪しからず(苦笑)。
仕切り直すと、彼女は私に何とこう告げてきたのでした。
「アナタ、日本人でしょ。別にどっちでもいいじゃないのよ。」
その言葉に頭にきたので言い返そうとするも、IKKOさんは足早に私の席から去っていったのでした。
そうこうしていると、IKKOさんが別の白人客に呼び止められました。どうやら彼のもとにも頼んでいないベジ料理が届けられた様子。
私の時と同じように短い会話を終えると白人のもとをそそくさと離れたIKKOさん、すぐに手には別の料理を白人に渡しているではないですか。
私の視線を感じてかコチラをチラっと見たIKKOさんが、私の席に戻ってくることはありませんでしたが、どうでも収まりのつかない私。
料理に手を付ける気にもならず放置したままにしていると、別のCAが片付けにやってきて私にこう言ったのでした。
「全然食べられていないようですが、食事は口に合わなかったようすね。下げてもよろしいでしょうか?」
食事のトレイと引き換えに手渡されたスリランカ航空の満足度調査のアンケート用紙。
行き場のない怒りと不満をこの用紙に思いっきりぶっ放すことになるのですが、こんな手段でしか抵抗できなかった私が自己嫌悪に陥ったのは言うまでもないのでした。
話は変わりますが、現地などを訪問しベジタリアン料理に関していつも感じていることが1つあるのです。
それは、
「金持ちにベジタリアンが多く、ベジタリアンには肥満が多い」
ということ。
まぁ、肉食のトラやライオンよりも牛や象の方が大きくと太っていることを考えるとベジタリアンって本当に健康にいいのかなぁ、なんて疑問を抱いてしまうのは私だけではないの思うのですけど。
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この記事へのコメント
toripapa
こんな仕打に黙っはいられません。日本人は自己に与えられた権利すら放棄する傾向に有り良くないと思います。こんな場合は怒を表情に出して、「ちがう、ノンべジに変ろ」と簡易に言へばいいだけです。日本人は気弱に見えるので無表情で多少語気を強めるだけで十分です。腹が立ちます。
かる
コメントありがとうございます。
そうなんですよねぇ、何か日本人ってお人よしに見られてあらゆる場面でナメられてるし、悲しい中それを受け入れることが多いですよねぇ。
武士道ではないですが、言葉少なく粛々と行動に移すなんてのを美徳と思っている諸外国なんてありませんしね。
私もだいたいのケースではクレームをつけるのですが、この時はノンベジ料理もまずそうだったこともあり、そのまま流してしていました。
やっぱり、そこは食べずともノンベジを主張すべきだったとコメントいただき改めて反省しております。