少しご無沙汰しているポンペイ島、最近はポナペ島って呼ぶ方が一般的なようですねぇ。
日本からの直行便が廃止され辿り着くにはグアムかハワイを経由する必要があり、日本人観光客は少なくなっているのですが、日本が統治していた時代の面影を今も濃く残していることでも知られているミクロネシア連邦の首都のある島です。
そんなポンペイ島、車で2時間くらい走れば一周できる有名なわりには小さな島で特に(私の好む♥)娯楽も少なく時間を持て余し気味。
ということで、かねてから試してみようかと思案していたマリンスポーツ、と言ってもフィッシング(魚釣り)に挑戦してみることにしたのでした。
このポンペイ島って、ダイビング、サーフィンあるいはフィッシングを目的に日本人観光客が多く訪れていて有名だったようですが、島は全周サンゴ礁に覆われている地形。
このサンゴ礁の中にあるために波も穏やかで潮の通りが悪く島周辺の水質は決して透き通っているとは言えない透明度。
しかも雨が多いので濁りがちで、外海に面している日本の海岸の方がよっぽどきれいに見えると言っても過言ではないでしょうか。
ですので、透き通るコバルトブルーの海でマリンスポーツを楽しむには、このサンゴ礁の外側に出るのが一般的なようですねぇ。
と言うことは、マリンスポーツを楽しむためにはボート等を段取りする必要があるということでして、結構割高な話になってしまうのです。
私が挑戦した魚釣り(おそらくレジャーフィッシングと呼ばれている)も例外ではなく、船を出してくれるエージェントはいくつかありますが、どれも300USD(米ドル)を超えるというお値段設定。
例えばマーリン(カジキ)やツナ(マグロ)等、ターゲットとする魚種によっては倍近くの出費を強いられることもあります。
貧乏人の私は、そんな高級な遊びはできませんので一番お安いエコノミーなコースを選択。
近場の外海に面したサンゴ礁の近くで五目釣りをするやつですね。
何回か行くと徐々に値段が下がってくるので、やはり最初は吹っ掛けられていたのだと思います。
通ううちに最終的には、3名で800ドル(米ドル)くらいに落ち着いたかなぁ。
五目釣りというだけあって様々なトロピカルな色合いの魚が釣れて結構楽しいのですが、極端に派手な色の魚は美味しくなさそうに見えてしまうのは私が日本人だからでしょうか。
まぁ、食べれば味なんて同じなのでしょうが、嬢も魚も見た目は大事ですよねぇ(苦笑)。
サイズもやはりエコノミーコースな釣りですので、大きくて5~60cmくらい、竿や仕掛けやエサなどを準備する必要はなく料金に含まれていますが、ルアーなどの疑似餌は根掛かりなどを頻発させていると叱られたりするんで注意が必要。
私は追加料金を要求された経験があったので、ルアー類の疑似餌類は日本から持ち込んでいました。
釣れた魚たちは、建前上私たちのモノとなります。
が、調理する手段もホテル暮らしであるわけないし馴染みの日本料理屋へ差し入れても大量には必要とされません。
結局、ほとんどは船主さんへ献上することになると思っておいた方が良いようです。根掛かりで紛失したルアーなどと差し引きしてくれれば嬉しいのですが、そこまで良心的ではないようです。
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