時々アップしているカンボジア関係の記事がきっかけなのでしょう、カンボジア料理(クメール料理)について問い合わせをいただく機会が増えました。
タイ料理によく似ている料理も多いと個人的には感じているのですが、私がカンボジア渡航中に気に入った料理の「マチャ ラック クルン(Macha Rak Khleun)」は、あまりメジャーではないようです。
タイ料理で言うところの「トートマンプラー」に似ている料理なのですが、どちらかと言うと「トートマンクン」に似ているかなぁ。
料理名の「マチャ ラック クルン(Macha Rak Khleun)」ですが、「Macha」が“魚”で「Rak Khleun」が“無くなる”を表していると現地人から教えてもらいました。
カンボジア語(クメール語)で“魚”は、「Trei」だと思っていたのですが、この「Macha」というのも魚を意味しているようで、少し洒落た(?)呼び方のようですね。
その呼び方の由来は『魚のすり身』のようで、簡易的な蒲鉾状にして衣をつけて油で揚げた料理。
見た目はタイ料理の「トートマン・クン」に似ていますが、エビではなく魚のすり身が入っているというなんとも「お好みソース」とのトッピングが合いそうな一品。
今度持ち込んで「お好みソース」ぶっかけて食べてみようとお目論んでおります(笑)。
この手の油で揚げた料理ですからビールに合うのは勿論ですが意外とご飯(白飯)との相性も良く、一品注文すれば、カンボジアの美味しくないご飯をなんとか搔き込めるから不思議です。
カンボジア国内に流通する米のほとんどは所謂“砕米”と言われる割れた米でして、砕けていない良質の米の殆どは輸出に割り当てられているようです。
よっぽどの高級店に行かない限りは、レストラン等では普通この砕米を炊いたご飯が出てきますねぇ。
この私のイチオシなカンボジア料理(クメール料理)である「マチャ ラック クルン(Macha Rak Khleun)」ですが、1ついつも気になることがあるのです。
それは、
『いったいどんな魚をすり身にしているのだろう?』
ということ。
レストランによっては時々泥臭さが口に残ることもあるので、川魚のすり身を一般的に使っているのではないかと思います。
(使用している油は別として)揚げているので食あたりにはならないと思いますが、店によって味つけが違うので自分の口に合ったレストランに早く巡り合えることが「マチャ ラック クルン(Macha Rak Khleun)」のファンになるか受け付けなくなるかの境界線かもしれませんねぇ。
まぁ、こういう表現をするとどの料理もそうなのですが。
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