市街で正規に調達しようとすると住所だの保証人だのといろいろな提出物が必要ですが、空港で調達すると比較的簡単に現地SIMが入手できるインドのローカルSIM事情。
私も空港で調達したAirtelのプリペイドSIMカードをインドでは使用しています。
本来、空港で調達するとツーリスト用になるのでしょうか、一般的に期限は短めなのですが、後日Airtelショップへ出向き手続きすれば有効期限は半永久的に延ばすことができたのです。
ところが、今回その半永久的に有効なはずのSIMカード期限が実はそうでもないのかもしれないと思わせる出来事があったので記録に残しておくことにしました。
それはAirtelから送られてきた1通のメッセージから始まったのです。
AirtelというプロバイダのSIMカードを保有している私は、インド渡航前には必ずスマホアプリで残高を確認し足りなければトップアップするようにしています。
今回もタイからインド渡航前に残高チェック。
音声通話分しか残高の確認はできないのですが見たところ残高は十分、意気揚々とインドへ乗り込んだのでした。
インドのニューデリーへ無事着陸し、スマホの電源をＯＮ。
皆さんもタイのSIMなどで経験があると思いますが、アンテナが経つや否やプロバイダから怒涛のメッセージ攻勢の洗礼を受けます。
いつものことなので大して気にもせずメッセージを読むこともなくスルーした私だったのですが、後日確認してみると意味深なメッセージが混ざっていたことが判明したのでした。
『オマエのビザは11月6日に切れるのでAirtelのサービスを停止する。継続したければ新しいビザを持ってAirtelセンターまで出向くべし。』
“はぁ～？聞いてないよぉ、まだ2,600ルピー以上残高があるですけどぉ～！！”
しかも新しいビザなんて日本でしか取得できないんだから、今現在そんなモノがあるわけもありません。
これは弱ったことになった。。。Airtelセンターに駆け込んでも、新しいビザがない限りは問い合ってもらえる可能性は極めて低いでしょう（そういうお国柄ですし）。
一旦冷静になり真意のほどを確かめるべく「残高・有効期限確認コマンド」を送信してみた私。
すると、帰ってきた情報は、
残高：2,648.42ルピー
期限：2037年12月29日
というもの。。。“残高も期限も十分ではないか、一体どうなっているんだろう？”
これはやはりAirtelセンターに聞いてみるしか打開策は見つかりそうもない、唯一の救いはコマンドで確認する限り有効期限は2037年12月まであるようだ。
『期限が2037年まで』というのも大袈裟な話ですが、2017年11月で残高もろとも消えてなくなるよりはよっぽどマシです。
『さて結果はいかに・・・』
期待を込めてAirtelセンターに問い合わせてみたのですが、『どうなるか、わからない』という他人事な回答しか得られず（泣）。
ということで、本件は11月以降に新しいビザでインドに訪れた際にお知らせさせていただきたいと思います。
とりあえず今現在で言えることは、インドビザでプリペイドSIMカードを使用されている人は残高に注意を払っておいたほうが良さそうだと言うことでしょうか。
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