私が欧米に渡航する際にレンタカーとして愛用していた富士重工(スバル)の『トライベッカ(TRIBECA)』にカンボジアのプノンペンで再会。
日本では「トライベッカ」と呼ばれているようで、私は「トリベッカ」と呼んでいたのですか、どうちらが正解なのでしょう。。。まぁ、どちらでも良い話(?)なので、ここでは「トライベッカ」ということにしておきましょう。
この「トライベッカ(TRIBECA)」、外見に似合わずスバルお家芸の“水平対向エンジン”を搭載し更に今ではお目にかかれない「6気筒」、通称“ボクサー6”のモデル。
“水平対向エンジン”モデルなら、もう少しボンネットを低くデザインできただろうに。。。とは感じてしまうのは私だけではないと思いますが、排気音は独特の「ぶろろろろぉ~」というドライバーをその気にさせるよいサウンドを奏でてくれます。
水平対向エンジンの全盛期に投入されたこともあってか、3,000ccの後は3,600ccと排気量をアップ。
マニアにはたまらないエンジンを積んでいるのですねぇ。
欧州車を皮切りに「小排気量でターボチューン」するご時世ですので、この水平対向エンジンも6気筒モデルはこの先出てこないのかもしれませんねぇ、いやぁ寂しい限りです。
そんな「トライベッカ」ですが、日本ではお目にかかった方はおそらくいないと思います。
産まれはスバルのアメリカ工場で、南北米地域を中心に販売されていたモデル。
要は“左ハンドル”市場がメインなマーケット、一部“右ハンドル”市場であるイギリスやオーストラリア向け車両が存在しタイ辺りにも流れていたようですが、タイ国内でも私は目撃したことはありません。
しかし、その“右ハンドル”市場の日本へは販売されなかったようなのですが、今ならまだしも当時の車としては少し大型過ぎたのかもしれませんねぇ。
記事に採用している「トライベッカ」も北米仕様の並行輸入物で、カンボジアではおそらくこの1台しかないと思われます。
“なぜ、そこまで言えるのだ?”という話になるのですが、これは私の現地友人の所有する車でして、彼からの受け売り情報です(笑)。
しかし、その彼も現在はこの「トリアベッカ」くんに少々手を焼いているようで、その理由は「メンテナンス」。
世界的にそんなに数が出回っているわけでもなく部品の調達や価格に苦労しているようですねぇ、しかも最近スバルが進出してきたカンボジアですから尚更メンテナンスしにくいのかもしれません。
彼曰く、ディーラー網が整備されているポルシェのほうが維持費がかからないとのことですが、皆と違うことをしようと思うとそれなりの出費を伴うのは何処の世界でも同じなのでしょうねぇ。
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