翌朝のフライトは早朝の時にデリー市内から空港への移動時間を節約するために時々私は空港近くのホテルが群集している一角に前泊することもあります。
夜のデリー市内を徘徊しても特に楽しいこともありませんし、どうせなら“少しでも翌朝ゆっくりしたほうがいいや”的な発想の末の行動なのですが、あまりオススメなホテルに巡り合えないんですよねぇ。
そんな私がデリー空港近くで使うホテルの１つが今回紹介する「レモン ツリー プレミア ホテル（Lemon Tree Premier Hotel）」です。
この界隈のホテルは、空港に近いわりには飛行機の発着音も気にならず比較的に静かに過ごすことができます。
おそらく防音対策には気を使った構造になっているのでしょうが、その反面だいたいのホテルでは窓が開けることができことが多いように思えます。
窓の開閉不可に関わらず禁煙ルームが普通なので、私もそうなのですが愛煙家の方々には少し居心地悪いかもしれません。しかも空港近くという立地から建物が低く眺望はあまり期待できませんし。
部屋自体は“簡素”というか“質素”な造り、日本でいうところの『少し広めのビジネスホテル』感は否めません。
これで15,000円＋αの価格ですから、『？』を付けたくなる私の心中はお察しいただけると思います。
以前お伝えしたデリー郊外のラディソン ブルー（Radisson BLU）やクラウン プラザ（Crowne Plaza）と比較し価格は引けを取らないものの、貧素な部屋という感じがしますよねぇ。
「この周りは楽しい処は何もないので部屋でアイロンでもかけとけ！」
と言わんばかりにアイロン台の設備が備わっています。
いつもホテルの部屋にあるアイロンを見ると感じることなのですが、これって使っている人いるんでしょうかねぇ。
少なくとも私はこれまでホテルのアイロンは使用したことがありませんが。
その他のアメニティ類も必要最小限に抑えられていて、何かホテル代金の殆どは空港に近い立地だけで決められているような感じ。
シャンプーやリンスなども安宿にありがちな”使いまわし”仕様。
どうせ部屋で時間を持て余すのならアイロン掛けよりインターネットを楽しんだ方がマシなのですが、この界隈のホテルで注意が必要なコトとしてこの「インターネット接続」があります。
と言うのも、有料でインターネット接続を提供するホテルが多く、予約時に確認しておいたほうが無難だと思います。
あまり悪いことばかり並べるのもなんなんで良いことも挙げておきますと、確認はひつようですが「空港送迎」を無料で提供してくれていることが多いですね。
この界隈から空港までは使用するターミナルにもよりますが、５～１０分もあれば十分。
そのぶん冒頭でお伝えしたように朝ゆっくりできるという仕組み。
デリー市内のホテルからだと交通渋滞を考慮し１時間くらいを考える必要がある空港までの移動時間が、大幅に短縮できるのは魅力に感じる方も多いかもしれません。
この「レモン ツリー プレミア ホテル（Lemon Tree Premier Hotel）」ですが、「オススメなのか」ということになるのですけど、個人的には「消去法の末に現状こうなっている」という回答が適切な表現です。
空港近くのホテルの群集する一角、名前の知れたプルマン（Pullman）、マリオット（Marriott）やノボテル（Novotel）など５つ星ホテルも数多くあるのですが、部屋のわりに価格が良心的とは言えない設定。
いっそ割り切って手狭なアイビス（ibis）あたりで妥協するのが一番良いのかもしれませんねぇ。半分くらいの価格設定から滞在可能ですし、珍しく喫煙可能な部屋も用意されていたりしますし。
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