本来はこうなることが目的でいろいろちょっかい出しているわけなのですが、念願が叶って特定のお姉さんと懇意にしていると、自分はただのATMなのではないだろうか?と感じてしまう出来事が早かれ遅かれ、また多かれ少なかれあるものです。
食事だの、買い物だの、旅行だの、或いは田舎の親族への仕送りだのと言った形でジャブのように効いてきます。
特に経験上“田舎の○○が~”シリーズは彼女らの常套手段で、個人的に「ほぼウソ」と断定しています。
その“フレーズ”を聞かされ、一旦そう思い始めると“その流れ”を断ち切ることは難しく、徐々に彼女を敬遠するようになり『エピローグ』が近づくんですよねぇ。
別れた後も“一人のほうが気楽でいいや♪”と思えるのも一時的な感情で、いつしか人肌求めてウロウロし始めるものの、「よりを戻そう」とは考えないのが私のパターン。
でも鈍感な私でも稀に反省する『エピローグ』もあり、今思えば、“もう少し信じてあげてもよかったかな”というお話です。
彼女と付き合い始めて1年が過ぎようとしていた頃の話ですが、“マンネリ化”し始め新鮮味が薄れてきた私。
一方で彼女の要求は会うたびにエスカレートするばかりで、毎回会っている途中でATMへ立ち寄ることが増えてきた頃に、私にとって禁句である『田舎のお父さんが入院したんで、お金が必要なの』というフレーズが彼女の口から呟かれたのでした。
さんざん疑った挙句に手渡す彼女にお金を手渡した私ですが、「これでお金を渡すのも、会うのもの最後ね」と使加え彼女の前から立ち去りました。
今思えば、田舎に帰るバスの中からなのでしょうが、頻繁にメッセージを受信し内容は確認するも返信することのなかった私なのでした。
数通届いた彼女からのメッセージの内容は、“ありがとう”とか、“直ぐに戻るから”など心が覚めてしまった私には到底響かないもの。
“どうせ、田舎に帰ってるんだかどうだかも怪しい”程度にしか思っていませんでしたし、彼女に愛想を尽かしていたのは確か。
私からの返信が来ないと悟ってか、その後しばらく彼女からメッセージを受信することはありませんでした。
しかし、翌日に再び彼女からメッセージが届いたのです。
頭に血が上っていましたが、一晩明けて少し冷静になり内容を確認する私、送られてきたのは画像のみで意味不明でしたが、どうやら田舎に帰ったのは本当の様子。
しばらくすると2枚目が送られてきたのですが、やはり画像のみ。
“えっ!これって、もしかして。。。?”
2枚目を見て、写っていたのが棺桶で一枚目が葬式の風景だったことに気づきました。
慌てて、返信をしようにも言葉が見つからない私。
返信する言葉が見つからず気が動転している私に続けざまに次のメッセージを受信。
やはり一連の画像はお葬式の模様だったようでした。
“彼女が言ってたコトは、本当だったのか。。。”
田舎のお父さんが他界したことを私に知らせるには十分な画像に反省するも、時すでに遅し。
彼女は、田舎に帰る道中に父親の安否を心配する中で私に一言礼を言いたかったんだろうと思うと、自分が彼女を信じてやれなかったことを悔やむしかありませんでした。
そして、彼女から最後の画像。
タイの葬式の習慣などはわからない私にも、それが火葬している風景であることを知るには十分なもの。
最後の画像に続きメッセージが飛び込んできたので開いてみると、そこにはこんな文面が。
『いろいろ助けてくれてありがとう、お葬式には間に合いました。』
居ても経ってもいられず彼女に電話するも電話を取る気配はなく呼び出し音が流れるばかり。
メッセージを送ってみましたが、彼女から返信がくることはありませんでした。
結局は私が送ったメッセージを最後に交信が途絶え、再び私のスマホが彼女からのメッセージや着信を知らせることはありませんでした。
「終わりは突然やってくる」とはよく耳にするフレーズですが、自分の方に非があるだけに何とも後味の悪い『エピローグ』。
その後バンコクなどでお姉さんらに出身地を聞き、「ウボンラチャタニ」という地名が出てくるたびに彼女を思い出してしまうことから、私の傷はまだ癒えていないのでしょうねぇ。
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この記事へのコメント
ポンコツ係長
タイの女の子との経験は終わった時はどうであれ、今では全てがプラスの財産家だと思います。
特に今回のブログのラスト3行は心打たれました。
かる
いつも応援ありがとうございます。
そうですよねぇ、彼女たちにはいつも貴重な体験をさせてもらっていると思っています。
そう考えると、すべてが「授業料」なんですよねぇ。
生活パターン上、夜のお姉さんとの交流が多いのですが、時々こういう性格の良い娘に当たってしまうとメロメロになっちゃうんですよ。。。