インドで自動車メーカーと言えば、何と言っても「タタ自動車(TATA Motors)」と「マルチ・スズキ(Multi Suzuki)」
が2台巨頭。
そして3番目が日本人にはあまり馴染がないかもしれませんが、この『マヒンドラ(Mahindra)』ということになります。
人気モデルカテゴリはジープのライセンス生産も行っているせいもあってかSUV系の車種が多く、中でもこの「XUV500」はその独特な外観からインド人のハートをつかんでいるようです。
まぁ、確かにインド車らしくない外観と言われればその通りかもしれません。
ボンネットの開き方や前後フェンダーのボリューム感を持たせたプレスライン、これまでのインド車はこんな凝ったコトはしてませんでしたもんねぇ。
フランスのルノーと契約して念願の乗用車部門に進出したかと思いきや、その合弁契約あっさり白紙撤回。
また近年では韓国の自動車メーカーを買収してみたりと、何かとお騒がせな財閥系自動車メーカーですが、実は一番有名なのはトラクター部門で、このあたりは何かランボルギーニを連想させますね。
インドを代表するTATAなんて一時期タイでも結構走っていましたが、あっと言う間に居なくなりましたねぇ。
洪水の影響でタイ国内での日本車生産が困難だった時期の隙間をついてタイへ進出したのかもしれませんが、韓国車は今でも時々見かけますが、このTATAは何処へ行ってしまったのでしょうか。
インドって、ロケット飛ばしたり自国でバイクや自動車のエンジンを作れたりと結構技術力あるんだから、真面目にやれば“いいモノ”造ると思うのですが、長続きしないのかなぁ。。。確かにインド人って、集中力の持続には問題アリかもしれません。
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