このブログでもよく紹介しているマレーシアの夜遊びとして有名なクアラルンプールのブキビンタン地区。
バーが並ぶこのエリアは安宿も多く歓楽街であるとともに、アロー通りといったグルメ通りも近く私のお気に入りのエリアの１つです。
しかし、最近どうも夜には警察がよく検問を行っているという情報が寄せられるようになりましたので、その情報を整理し回避方法について紹介したいと思います。
検問自体は以前から時々やっていました。また、「ニセ警官」が小遣い稼ぎで検問しているとの噂もあったようですが、どうやら検問しているのは「本物」。
出来るならこのようなトラブルに巻き込まれないようにしたいものです。
狙われるのは主にアベックが乗っているか、女性だけが複数乗っているタクシー。
どちらのケースも“女性の不法就労”を取り締まろうとしているようです。
ブキビンタンの外からタクシーでバーが立ち並ぶ通りに行く際の一方通行の裏通りで、彼らは待ち構えているようです。
寄せられた情報から、よく検問が行われるエリアを示すとこんな感じになりました。
オレンジ色のルートをたどってタクシーはブキビンタンの内部へ入っていくことが多いのですが、ビーチクラブ（Beach Club）からの帰りでも中華街からの帰りでも、タクシーが通過することの多いこの付近で検問が行われることが多いようです。
検問に引っかかると、身分を証明できるもの（パスポート）の提示が必要で、持っていなかったら“袖の下”で凌ぐしかありません（私は以前、50RMで許してもらった経験があります）。
自分については日本人でもありますし大きな問題にはなりませんが、問題は『さっき知り合った“お姉さん”』と同乗している場合ですね。
だいたいの場合、彼女はマレーシア人ではないと思います。
警官もそれを見越して、お姉さんの方には結構長い尋問を行います。。。かなりの高確率で、お姉さんとはそこで“後味の悪い”サヨナラすることになります。
せっかく意気投合（交渉成立）したのに、実に「もったいない話」ですよね、しかもこっちもテンション下がるし、戦意喪失してしまいますよねぇ。
こんなトラブルに見舞われないための対処法はあります。
それは、通りに面した「KFC（ケンタッキーフライドチキン）」あたりでタクシーを下車することです。
ここは一方通行の出口側になるので、もし検問が行われていても反対方向の車目当て。
歩行者などを検問しませんし、検問を察知すれば脇道に逸れればよいのです。
どうせ、そのままタクシーに乗っていても渋滞にはかかりお金はムダですし、検問のリスクも上がります。そのまま歩いてバー通りなどを目指すほうが『早く、安く、そして安全』だと思います。
理想を言えば、ビーチクラブ（Beach Club）側からだとMR（タイで言うBTS）の“AirAsia-Bukit Bintang”駅や、中華街側からだとプードゥー通り（Jalan Pudu）あたりから歩くほうがより安全だと思います。
宿をブキビンタン地区に取り夜遊びをするなら、タクシーなどを必要としない近場で仲良くなるほうがよいかと思います。
せっかくの海外旅行ですし、嫌な思い出は作りたくないものです。
いろいろ皆さんからもご意見等をお寄せいただいて、危険予知情報もシェアしていきたいと思っています。
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