タイの田舎を徘徊していると、何やら見過ごせない後姿を発見。
“ダットサン(DATSUN)”ですねぇ、かなり年代物なようなのでちょっと車を停めて近寄ってみることにしました。
“ダットサン(DATSUN)”とは、ご存じ日産の小型車ブランド。アジアなどではいまだにこちらのほうが有名だったりするんです。
近寄るとドアには特徴的なプレスライン(キャラクターライン)、1970年代に生産されていた“ダットサン トラック(DATSUN TRUCK)”の7代目ですね。
いろいろ修復の痕跡はあるもののオリジナルのプレスライン(キャラクターライン)をそのまま残してあったので、なんとかこれが“ダットサン(DATSUN)”と判別できるくらい傷んでいました。
持ち主のオヤジに聞いても“もう動かない”とのことでしたが、この内装を見ると現役ではないことはなんとなく想像できますよね。
ボンネットを開けてエンジンルームを見せてもらいましたが、意外とキレイ。
ちょっと前まではきっと動いていたんだろうと思います。確かに、すでに40歳はゆうに超えているんでしょうから“ごくろうさま”といったところでしょうか。
親切な持ち主のオヤジに礼を言い“最後の1枚”を収めようと前に回ってみようとした時に、そのオヤジが笑い出しました。
オヤジが笑いだした理由は一目瞭然なのですが、こりゃアカンじゃろ・・・せめてメルセデスの“3ポインテッド スター”エンブレムじゃなくて、“NISSAN”くらいにして欲しかったですねぇ。
ちょっぴりがっかりな、『“ダットサン”との再会』でした。
(こっちのダットサンはまだまだ現役な記事)
こっちは生涯現役!今も働く“ダットサン(DATSUN)”
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