この画像を見て何かわからない人は、さすがにいないと思います。
そうですね、2008年北京オリンピックの会場で『鳥の巣』に似た外見から結構話題になった施設ですよね。
現在では、すっかり都会になりビルに拒まれ目立なくなったこの施設ですが、私が中国に住んでいた2007年は周囲に何もなく非常に見晴らしがよかったんですねぇ。
画像はちょうど2007年9月のもので、オリンピック開催まで残すところ11ヵ月の工事も急ピッチ進められていた頃ですね。
この当時は、会場もそうですが周囲の観光施設も「化粧直しラッシュ」で至る処で様々な工事が行われていました。
北京のシンボルである天安門広場に隣接する故宮博物館も同時期に大規模な補修工事。
この時に観光に行かれた方は、さぞがっかりされたことと思います。住んでいた私にとってはいつもと違う風景が見られて楽しかったのですが。
会場の工事やこんな周辺施設の補修、道路も至ることで整備されて行ったこの時代。
かなりのお金が動き中国の景気を下支えしたんだろうなぁと思わせますが、2020年の東京オリンピックもそうやって景気の刺激になってるんでしょうかねぇ。なんか物価だけが上がってるような印象ですが。
今年開催される(はずの)ブラジルのリオデジャイネイロ五輪も、ここに来てまた問題が勃発。
2014年にはFIFAワールドカップをこなし国際大会を開催できると判断されたのでしょうが、中国のF1開催や万博の前例のようにはいかなかったようですね。まぁ、中国は政治自体はある意味で安定してますんでね。
そして追い打ちをかけるように2018年の冬季オリンピックは韓国の「平昌」がやってきます(笑)。
こんな開催できるかどうかという悩みから解放される期待も込めて決まった「2020年東京オリンピック」だったんでしょうが、フタを開ければ、「ロゴ問題」、「競技場予算」、「裏金問題」と話題に欠きませんねぇ。
“リオデジャネイロ”、“平昌”に続く“東京”ですし、ここは『どうだ!日本にやらせれば間違いなし!』を世界へ発信したいですよね。
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