海外でのATMトラブルと私の予防法

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空港に着陸し無事入国完了、次に考えなくちゃいけないのが何と言っても「現地通貨の調達」ですよね。
現地通貨がないとタクシーや電車にも乗れません。とりあえず、レートが悪いけど最低限の現地通貨を空港の両替所で調達し、あとは町のATMや銀行で両替されるという方も多いかと。
私は、もっぱら“ATM派”でして両替所のお世話にはならず現地通貨を調達しています。ATM使用料は徴収されるものの、両替所でぼったくられるよりは、

「レートは公平ですが、ATM手数料はいただきますよ」

というコンセプトでお金を取られる方が個人的に明瞭会計かなと感じています。
しかし、海外のATMってトラブルが多いんですよねぇ、私も何度か経験したことがあります。
場合によっては、旅行や滞在の予定を変更せざるを得ない状況になることもあるので注意が必要です。
今回は、私が経験したATMトラブルの事例と、そこから習得したちょっとした“トラブル予防”について紹介したいたいと思います。
何と言っても海外ATMトラブルで圧倒的に多いのは、

“挿入したカードが出て来なくなり、そのまま「取引中止」状態になる”

ですよねぇ。












これを喰らうと、やっかいです。
ATMが銀行に引っ付いていて窓口営業時間内であれば、わりと短時間で解決できますが、街角ポツンと設置されているATMだと数時間もしくは夜間ですと一昼夜くらいカードは手元に戻ってきません。
当然、現地通貨もないので無事解決するまでは“非常に心細い時間”を過ごすことになります。
夕方なんかに、

「よし、今晩遊ぶ軍資金でも下ろしておくか」

なんて時にこれを喰らうと、“金はないわ、時間はなくなるわ、いろいろ電話しなくちゃいけないわ”の三重苦、いわゆる“ATM ヘレンケラー”化してしまいます。

では、このような状態に陥った際にどういうプロセスで解決までこぎつけるかと言いますと、
まず、

① 銀行窓口が開いていればそこへ伝える。
② コンビニ店員やガードマンに伝える。
③ ATMに記載されている所へ電話し、問題のあったATMの所在地などを説明(日本語以外で)。

のうち、どれかのアクションを取ることになります。
このうち③なんか正直最悪ですよねぇ、何度か経験がありますが。。。
うまく連絡がついたとしても①以外の場合は、サービスセンターから担当者が来るまで待つことになります。
場合によっては、

「今日はもう遅いので、明日の朝8時にそのATMの前で会いましょう」

とか言われます。が、これは断固拒否してください。
一晩ほどムダに過ごす(しかも貧乏に)ことになります。ここは、ウソでもいいので、

「明日の早朝にもうここを離れるので、すぐに来てATMからカードを取り出せ」

などと伝えることをお勧めします。仮に明朝まで待ったとしても絶対約束通りの時間に担当者は現れませんから。。。
そんなやりとりをしながら、何とか担当者を派遣してくれまでこぎつけたら、数十分かかろうが数時間かかろうが待つしかありません。
コンビニ店員やガードマンがいれば、携帯やホテルなどの連絡先を伝え一旦引き上げることは場合によっては可能です。

担当者がATMに来てくれれば、カードを取り出すのはほんの数分の作業です。
が、当然と言えばそうのですが、担当者が取り出してくれたカードの「本人照合」というステップがあります。
要は、“本当にオマエはこのカードの持ち主なのか”ってことですね。
日本人の場合は、「パスポートの名前が書かれているページのコピー」を使用します。
担当者がカードを取り出してくれたら、このコピーにパスポートと同じサインを余白にして認証完了。コピーは担当者が持って帰ります。

これで、晴れて“ATMでお金を引き出す前の状態”に戻れるワケですね。
どうです?ずいぶん面倒くさいですよねぇ。。。
こういう状態に陥らないために私がATMを使用する時に気を付けていことがありますので、紹介しておきますと、

A. ATMは日中使う(できれば土日などは避ける)
B. 無人のポツンと寂しく設置されているATMは使用しない
C. パスポートのコピーを持ち歩く
D. ATMを選ぶ

です。
特に“D”を見極めれれば、ほぼこの手のトラブルには見舞われません。
どういうことかと言いますと、海外のATMのカード挿入口には、

“カードが自動で全て飲み込まれ取引終了後に戻ってくる”タイプと“カード手動挿入し認証完了後に手でひっこ抜いてから取引が始まる”タイプ

の2種類があります。
後者の方が「自分でカードを挿入口に押し込んで、自分で引っこ抜く仕組み」なのでカード全体がATMの中へ飲み込まれて消えて行かないのです(カードが終始そこにあるのが確認できる)。
このタイプを選んで使用すれば冒頭からダラダラ書いていたトラブルとは無縁です、この手動でカードを挿入するタイプのATMって日本ではあまり普及していないタイプなのではないでしょうか。

気になる見分け方ですが、手動でカードを抜き差しするためカード挿入口特徴があります。
普段日本人が見慣れていないような、“ごっつい少しせり出したカード挿入口でそれが派手に点滅”しているATMを見かければ、それは手動でカードを抜き差しする今回私がオススメなタイプのATMです。
海外でATMを使われる際には、トラブル防止のためにも参考にしていただければ嬉しいです。












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