前回ひどい日本料理に遭遇したコルカタ郊外の“WASABEE(ワサビ)”。
『二度と行くもんか!』と心に決めたのですが、運命とは皮肉なものでこの辺りでちょうど昼飯の時間になってしまい、周囲にはインド料理レストランばかり。
しかたなく、2度目のWASABEEへ突入したのでした。
(前回のWASABEEで日本料理を試した時の記事)
【インド】コルカタ郊外の日本料理が出てくるレストラン"WASABEE(ワサビ)"
当然、日本料理を食べる気は毛頭なく今回は中華料理に挑戦。
インドには中華料理のレストランがわりと多くあって、ちょっとした町のホテルやデパートにはレストランや食堂を見かけることができます。
『インドと中国って仲が悪いのに何故??』とは感じるんですが、わりと中華料理って昔からインドで市民権をえているようです。
怒涛のような“カレーな食生活”のワンパターン化の1つのアクセントとしてはありがたいものです。
インド人に言わせると“カレーではない料理”でも、日本人からみると“全てカレー”なのです。
日本料理と違い味がおおざっぱで作り方が簡単な中華料理は、誰が調理してもそれなりに出来てしまうのが嬉しいところ。
“焼き飯(炒飯)”も、“かた焼きそば”も、さすが『安定の中華料理』。
どちらもわりと美味しくいただけましたねぇ。期待していなかった分、嬉しさは倍増します。
日本料理は全然ダメだけど、中華料理ならなかなかイケる。。。かなりのポイントアップです。
これに気を良くして、夕飯もここWASABEEで中華料理一本に的を絞って取ることにしました(のべ3回目ということですね)。
昼食べて美味しかった焼き飯を頼み、おかずになりそうなものをメニューから探していると、インドではなかなか食べられない2品を発見。早速注文してみることに。
1品目は、“牛肉の炒めもの”ですねぇ。
注文を拒否されるかと思ってたんですが、きれいに盛り付けられ出てきました。
味もそこそこで、ビールのつまみには何の問題もないレベル、というか美味しいじゃんよ!
そして、2品目は、"豚の炒めもの“。
宗教的に、牛肉や豚肉は食用にされることは皆無ということで、これまでインドでこれらにお目にかかったことはありませんでした。
だいたい、インドで肉料理というと、チキン(鶏)か、ヤギ(山羊)ですもんねぇ。。。いやぁ、驚きました。
インドで牛肉や豚肉が食べれるなんて。。。。中華料理、恐るべし!
ということで、一連のインドでの食生活で、
『インドで日本食は期待するな。カレーに飽きたら中華料理で舌をリフレッシュすべし』
という結論を導き出した私でした。
が、正直なところは『インドで長居は無用!』といったところでしょうか。
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