”オタオタ(Otak-Otak)”というマレーシア料理をご存知でしょうか。
庶民の味として親しまれ屋台など至るところで楽しめ、ビールのツマミに最高で大好物のおすすめな1品です。
価格はだいたい1つ15円くらいでしょうか、当然焼き立てを食べるのが一番おいしいのですが、店によってはテーブルの上の籠にあらかじめ入れてあったりしますし、
”ビールによく合うスターター的な料理”
なのかもしれません。
簡単に言うと、魚をすり身状にして香辛料で味を整えココナッツやバナナの皮で包んだ料理です。
島根県だったかな、一味を練りこんだカマボコみたいなのがあります。
どちらかと言うとそれに近い触感と味なんですが、カマボコほど”つなぎ”を多量には使ってなく”歯触り”も”キメ”もカマボコとは一線を画すマレーシアのオリジナル料理ですね。
魚以外ではエビやカニのすり身を原料にすることもあり、こちらはこちらで独特の”コク”があって実においしいです。
この”オタオタ(Otak-Otak)”っていう単語なんですが、
マレーシア語で”脳みそ”という意味なんです。
まぁ。すり身が脳みそににているところが由来なんでしょうが、ちょっと引きますよね。
こんな名前、誰が付けたんだろう。。。
しかも、ココナッツやバナナの葉っぱで包んで焼くのはいいのですが、包み方に問題のあることが多いです。
このように爪楊枝みたいなので綴じてくれてれば風情があってよろしいのですが、
店によっては”ホッチキス止め”
というところも少なくありません。
誤ってホッチキスの針を食べてしまう可能性があるのです、日本では考えられませんが海外に行くと結構こういうちょっと危ない料理ってありますよね、気をつけましょう。
お待たせしました、これが葉っぱの中身です。
念のためにお伝えしておきますが、
”葉っぱは食べれません”。
魚類が原料だとわかっていれば、抵抗なくいただけるんじゃないでしょうか。
すでに香辛料が練りこんでありますんで、そのまま食べることができます。焼き立ては熱いので注意してくださいね。
この”オタオタ(Otak-Otak)”ですが、マレーシアでの有名どころとしては、ジョホール州のマラッカあたりですね。
マレーシア料理の印象として、イポーやペナンの北のほうは麺など中華料理の延長みたいな料理屋をよく見かけますが、ジョホールなど南に下るとイスラム料理やインド料理のレストランや屋台をよく見かけるような気がします。
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