いつものタイの田舎の宿。
いつものように一人酒。。。最近友達になった子猫ちゃんが毎晩私のところへエサを求めてくるようになりました。
ネコとじゃれながら、タイのウイスキーを飲んでいると電話が鳴りました。
「今から夕飯ご馳走するから、ウチに来ないか?」
「了解。すぐ行くね!」
と退屈な夜を紛らわすために即答の私。
一応、招かれるほうなんで気を使って
「何かいるものがあったら、買っていくよ!」
と言ってしまったのがいけなかった。。。
ウイスキー2本、ビール12本とソーダ24本を手土産に彼らの家へ行く羽目に。。。
結局、『金づる』なんですよねぇ。。。
彼らの家へ到着。
といっても、彼らは皆タイの東北部のイサーン地方の出身、出稼ぎで私の仕事の手伝いをしてくれるために農家の片隅の廃墟を借りているのです。
料理は、既に始まっていました。
私も大好物な「ムーヤーン」です。
タイで食べる豚肉は本当に美味しいです、牛肉が不味いんで余計に美味しく感じますね。
この夜は、彼らの故郷であるイサーンの料理を振る舞ってくれるとのこと。
ナンプラーや香辛料で下味を付けて焼く「ムーヤーン」は最高にビールに合うのです。「ムーヤーン」がイサーン料理か否かは物議をかもすところかもしれませんが、そんなん美味しければどうでもいいですよね。
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注文して楽しめる「タイ式焼肉”ヌアヤーン”、”ムーヤーン”」
「旨いだろ、ビール合うだろ?この料理」
てな具合に、やたら私にビールを進める現地人。
その理由を私は実は知っているのです。
彼らのお目当ては、私が買ってきたウイスキーなのです。
ウイスキーは割と高級品、しかも私が買うのは”リージェンシー”、タイ産のウィスキーでは最高級品の部類に入り、550THB(約1700円)/本くらいの値段がするんです。
「なんだ、案外安いのね!」
って思われる方もいるかもしれませんが、この値段は彼らの「日当」よりも高いのです。
しかもソーダまで用意してやってるんで、彼らは氷だけ調達すればいいわけです。
一方で、ビールは一本50THB前後。。。ビール飲むと腹も膨れるし、
「日本人には、しこたまビール飲ませて満腹にさせ、オレらはウィスキーを楽しもう」作戦なのです。
私がムーヤーンを好物としていることを知っている彼らは、まず先にムーヤーンを振る舞ってくるんですねぇ。
彼らにはお世話になってますし、金額だってバンコクで遊ぶことを思えばねぇ。。。「想定の範囲」というか、むしろ「誤差」ですよね。
出来上がりました。
もち米を炊いた「カオニョウ」に「ムーヤーン」と「何やら”ふりかけ”みたなやつ」、典型的なイサーン料理ですね。
カオニョウは、おにぎりや寿司の原点とも言われていて、竹で編んだかごで炊いたもち米を、食べる時に指で少し練るのが特徴的な食べ方。
こうすることで、お米の中にある「うま味成分」が出てくるのだとか。
どちらが原点でも構わないですが、
なんとなく、「タイと日本が共通なコトでつながっている」というのは悪くありませんよねぇ。。。
ところで、この「”ふりかけ”みたいなやつ」(上の画像の一番奥に映っているいつ器がそうです。
これが何でできているかは、また詳しくお伝えします。。。私はこの時には知らなかったのですが、ちょっとショッキングな原料です。
イサーンの料理は辛いのですが、そのぶんお酒によく合うのです。
ただし、日本人は画像にある「赤い器」には手を出さないほうがいいですねぇ。
これです、ムチャクチャ辛いですぅぅ。。。
この日も日本人に意地悪をしようと、恩知らずの現地人がせっせと調合しています。
タイの唐辛子って、赤いのは基本辛くなく、緑色のが辛いと言われていますが、
日本人からすればどちらも同じです!!気を付けてください。
やっぱり、衛生面に若干不安は残るものの現地人が作るタイ料理は最高に美味しいです。
ビールを飲みながらムーヤーンを貪る日本人と、ウイスキー片手に上機嫌の現地人。。。カメラを向けると、このポース。。。明らかに上機嫌ですね。。。f^^;
田舎ならではの穏やかな時間の流れの中で満足なひと時を過ごせたのですが、「虫よけスプレー」忘れてて気が付くと手足を中心に蚊に刺されまくってました。。。「デング熱にならなくてよかった、よかった」な夜でした。
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