インド滞在で不便に感じることの1つに”道の悪さ”があります。
少しメイン道路を外れると、道は凸凹、石はゴロゴロ。。。
この日も移動中の車の中で寝ていたのですが、メイン道路から外れたのでしょう窓ガラスに頭を打ち付け目が覚めました。
「もう着いたのかな」ふと外を眺めると、一挙に目が覚めました。
目に飛び込んで来た風景が(私の大好きな)「北斗の拳」そのものだったのです。
パチンコやスロットのキャラにもなっているようですが、私はもっぱらオリジナルの漫画しか知りません。
。。。きっとあの神殿には”シン”が”ユリヤ”を拉致しているに違いない。。。
なんてことを思いながら、”北斗の拳”のストーリーを思い浮かべながら、相変わらず窓ガラスに頭をぶつけながら悪路を進みます。
今度は、こんな光景が目に入ってきます。
。。。あの塔の頂上にはきっと。。。”アミバ”が”トキ”に成りすまし。。。
この辺りから、自分で自分のアホさ加減に気づき始めます。
しばらくすると、小さな町にたどりつきました。
ちょうど、この日はタイでいう”ソンクラン(水かけ祭り)”のようでした。
どういう時期にどういう目的でインドでソンクランが行われるのかよくわかりませんが、
厄介なのはこのインドのソンクランは”色水”を使うのです。
おそらく水性塗料ですぐに落とせるんでしょうが、暑くて乾燥している時期だと洗濯する前に汚れたまま乾いちゃいますし、インドを離れる日にこれを食らうと最悪ですね。
その時のソンクランの風景がこちらです。
「向こう側の人だかりは無法者たちが町の食料を奪おうと食料品店を襲っている。店の少年は”血まみれ”になりながらも逃げだせたが、店内で襲われているお姉さんを救ってくれる救世主の元へ駆け寄ってくる」
ケンシロウ :「。。。坊主、どうしたんだ?」
血まみれの少年:「お姉ちゃんが!お姉ちゃんがぁぁ。。。(ガクッ)」
血まみれの少年、そのままケンシロウの腕の中で息絶える。。。ケンシロウ怒る。(貴重な衣類であるハズの)皮ジャンがはじけ飛ぶ!!
。。。ソンクランで赤い塗料をぶっかけられた少年がこっちに走ってきただけなのに、またしても私の脳みそのシワは、それを”北斗の拳”に映し替えるのです。
。。。一部の方にしか分からないネタでしたね。。。
ハリウッド版やら韓国モノ(←パクリ?)の”北斗の拳”の実写版が存在するようですが、次回、実写版を作るんなら断然インドがロケ地でしょ!!
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