皆さんあまり馴染みがないかもしれませんが、タイにもご当地「肉まん」があります。
タイの言葉で”サラパオ”と呼ぶのですが、バンコク市内ではあまり見かけませんね。
郊外にでると、ドライブインや道端の屋台でよく売っています。
私は車やバスでの長距離移動の時には必ずと言っていいほど買うんですが、よく屋台が出ているのはどちらかというと南部方面。
チュンポーンという町がバンコクとスラタニの間にあるんですが、あの辺りはまさに激戦区で数十メートルごとくらいに屋台があります。
それぞれの屋台で作っているのではなく、元締めみたいなのが蒸す前のサラパオを毎朝配達し、屋台では蒸して売るだけというシステム。
だから味も値段も、どこも同じです。
じゃぁ、なるべく可愛い娘さんの店で買うほうがいいじゃん!...男としてごく自然な発想です。
でも、これがなかなか難しく、若くてかわいい娘さんの店を見つけるのは至難の業です。
ここで一つアドバイスすると、
「道端に屋台が出ていて銀色の蒸し器が見えたら、そこにはサラパオを売っています」、この目印でわりと遠くからサラパオの存在を確認できます。
次に「その屋台に車が多く停まっているか」がポイントとなります。タイの人も考えることは同じで、「若くてかわいい娘さんから買いたいのです」。。。
この2つの条件を満たしている屋台に車を停め、店員を確認する。好みでなかったら、次を探す。。。
これを繰り返すと必ず皆さんのお目に叶った娘さんからサラパオを買うことができます。空腹と目標到着時間との戦いです、焦らず挑戦してみてください。
よい屋台を見つけた時には、次回から直行できるようスマホをお持ちの方はマップ機能で印をつけておくことをお勧めします。
顔見知りになると、いろんな物を買わされる危険も伴いますがオマケしてくれたり、仲良くなれることがあります。
地道な努力の末、ようやくゲットしたサラパオがこれですね。
日本のものと比べるとちょっと小ぶりです。1つ7THB標準小売価格、仲良し価格では5THBくらいです。
ここで、注意が必要なのは注文時に単純に”サラパオ”というと、”あんまん”が出てくる可能性がありますので、ここはハッキリと、
”サラパオ・ムー”と言いましょう。
”ムー”は以前紹介したとおり「豚肉」ですね。
このサラパオですが、購入すると”変な甘いソース”もついてきます。
これが好みの方は問題ないのですが、
やはりここは日本人として、「練りからし」と「醤油(もしくはポン酢)」で召し上がってください。
おいしいですよぉぉ!
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