夏と言えば、トウモロコシですね。
タイでもトウモロコシはよく食べられています、バンコク市内でも屋台で焼いたり茹でたりして売っているのをよく見かけますよね。
全般的にタイのトウモロコシって日本と比べると甘くて美味しい気がするのは私だけでしょうか?...食べる場所や雰囲気で違うのかもしれません、日本のだって十分美味しいですよね。
ただ、粒が揃っているのは断然日本のほうですね、タイのは買って家で皮を剥いてみると2/3くらいしか身がなかったりすることもしばしば。。。
私もトウモロコシが好きでよく市場にいっては買って帰り調理します、といってももっぱら”焼きトウモロコシ”ですが。
醤油を垂らしながら焼いて食べると絶品なんですよねぇビールにもよく合うし。
そんなわけで、トウモロコシを市場で調達し焼いて現地人と食べることに。。。。私の役目は”ビール調達係”。
「オマエはビール買ってこい、トウモロコシはオレが買ってくる」
....したたかな現地人、ビール調達のほうが高くなること知っている。日本人はどこでもカモなんです。。。まぁ、バンコクで飲むことを思えばどうでもいい金額なんですがね。 f^^;
ビールも買ったし、トウモロコシも揃った。火を起こして、準備完了!
そこで私は、せっせと皮と先端の髭を取り除いていくわけですが、現地人はビールをグビグビ。。。。働けや、おい!
さては、焼けたぶんだけ横取りするつもりだな
。。。ここは、寛容な私はそれを受け止め下ごしらえを続けていました。
「そろそろ火も大きくなったし、焼き始めるか」っと、その時現地人は皮も髭もついているトウモロコシをそのまま網の上へ置いたではありませんか。。。
「バカなことを、『アリとキリギリス』の話をしらないな。最後は真面目にやった者が笑うのだ」
心の中でこうつぶやき待つこと数分。
私は、焦げ目の位置を意識し醤油を塗っていきます。現地人は、皮付きのトウモロコシをひっくり返す。
これを数度繰り返し、私のトウモロコシはそろそろいい感じ。一方で現地人のは皮に焦げ目が確認できるものの、外見にさほど変化なし。
「よし、焼けた!」、私はトウモロコシにかぶりつきます。
そこで現地人も動く。
皮をほじって中身が少し見えるようにして、(私の)醤油を数滴垂らす。網から取り上げ皮を剥く。
焼いているので皮も髭もいとも簡単に除去できているではないですか。。。これは発見だぁ!
しかも味のほうは、皮付きで焼いているので蒸している効果もあり、甘さ抜群!!!
しかも皮をひっくり返すと柄にもなっている。。。。完敗じゃ。。。日本がタイに負けるなんて、私にとっては女子バレーボール以来の屈辱。。。
その後、彼らは何食わぬ顔で山からとってきたバナナを焼き始めるのでした。
ちなみに、この白いトウモロコシって日本でもあるのでしょうか?
甘さ控えめで、食感は黄色い普通のと比べると”モチモチ”です。私はどちらかというと黄色い普通のほうが好きですが、日本の店頭にあるようでしたら是非お試しくださいね。
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