ミクロネシアのポンペイ島の郊外に残された旧日本軍の戦車たち。
終戦後、マニアによって島中からここに集められ並べてあります。もう70年経ってますから当然今は動きませんが、集められた当時はかなり状態が良かったのではないかと思わせるほど、当時を想像させてくれます。
雨の多いポンペイ島で野ざらしで放置され、まだこの状態です。。。日本人のモノ作りには感心してしまいます。
日本人として戦車たちを前に思うことも多く同行した仲間たちも終始無言、高温多湿の環境に加え雨も降りだし何か湿っぽい雰囲気に浸っていたのを思い出します。
当時の戦況は極めて厳しかったようで、殆どの戦車は一発の砲弾を放つこともなく撃破されたとか。。。
その後アメリカの統治に代わっていくのですが、アメリカ統治になると、以前の日本統治の名残を消し去るため、日本の指導のもと造られた製糖工場、稲作の文化や水田は壊されていったそうです。ミクロネシアでは、未だに主要な産業も少なく、砂糖やお米を含め海産物以外のほとんどの物品は輸入品です。
日本の統治時代の名残の1つとして「野球」は現地語でも「Yakyu」として使われています、「baseball」にはならなかったんですねぇ。
きっと日本統治時代は、「日本人移民vs現地人」みたいな試合が至るところで行われていたんだと思います。
終戦記念日も近くなりましたんで、ちょっと路線を変えた話題を提供させていただきました。
(ポンペイ島の記事たち)
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