【ベトナム】カンボジア国境の“チャウ ドック(Chau Doc)”という町(17)

IMG_1466349806432.jpg

藪を抜け戻ってみると、既に料理は出来上がっていた。
既にオヤジは料理をみまみながら酒をすすっていたのだが、何か違和感を覚えた私。
オヤジと一緒に座り込んで料理を啄んでいるのは近所の娘たちのみで、当の姉妹の姿は見当たらない。

「あれ、姉妹は何処に行ったの?」

英語で聞いてみるも、オヤジを含めた彼女たちはただ微笑みながらコップを差し出すだけ。
ここにいる皆は英語が不得手な事を察した私は、とりあえず差し出されたコップを受けとり乾杯。






“まぁ、すぐに姿を現すだろう。”

たいして気にもかけていなかったが、一向に彼女たちが現れる気配はなかったのでした。

DSC_5014.JPG

言葉は通じないとは言え、それなりに盛り上がるから酒の力は偉大である。
いつしか姉妹のことを忘れオヤジらと酒に興じていた私。
用を足しに外へ出ようとした時に、陽はとっくに落ちて周囲がすっかり暗くなっていたことに気づく始末。

IMG_1510964682914.jpg

“そう言えば、姉妹は未だに姿を現さないなぁ・・・”

初めは、オヤジの前で彼女らが変な事を喋らないかを警戒していたはずなのだが都合の良い話である。
彼女らが居ないと会話が成立しない不便さよりも、むしろ単純に彼女らが気になってきた私。
そう思いながら用を足すために暗がりに足を踏み入れようと外に出た時、少し向こうの薄明りの元で姉妹の姿を発見したのでした。

IMG_1484221571849.jpg

とは言うものの、まず放水しておかないと落ち着いて話ができる心境にも慣れない私は、そそくさと用を足すと彼女らの元へ足を運んだのでした。

私が近づいた気配を感じてか彼女らが振り、こう言ったのでした。

「どう楽しんでる?可愛い娘もいたでしょ♪」

こう言い放った姉の意図は何なのか、理解に苦しみながらも私は、

「楽しいよ。美味しい料理をありがとう」

と、当たり障りのない言葉を返した。
しかし、3姉妹揃ってクスクス笑い始めたのでした。
これまでの流れから、3姉妹は仲が良くないのではないかと思い込んでいたが、それは私の思い過ごしだったようだった。

FB_IMG_1468380180346.jpg

彼女らは、3人で食事を取っていた様子で会話が交わせる楽しさも手伝い、私はしばし姉妹に合流し会話を楽しむことにしたのでした。
やはり気になるのは、“何故彼女たちが宴の席に顔を出さないのか”ということ。
早速、それを切り出してみると、あっさりと意外な答えが返ってきたのでした。

「お父さんは、あの中の娘の中から誰かをアナタに連れて帰らせようとしてるのよ、だからアナタの相手が決まるまでは私たちはここに居るのよ。アナタが誰かを決めたら私達もみんなに合流するの。」

。。。

しばらく言われた事を理解するのに時間を要した私だったが、以前に中国の山奥で似たような経験をしたことを思い出したのでした。
彼女の行っていることが本当ならば、おそらく宴に参加している彼女たちは普通の近所のお姉さんというわけではなさそうだ。

FB_IMG_1510964691629.jpg

しかし私の好みは、圧倒的にこの3姉妹のほう。
しかもさっき出会ったばかりの次女のほうもなかなかの美形。
私は無意識にチラチラ次女を見ていると、これまで英語を喋れることを隠していた三女が割って入ってきたのでした。






(関連カテゴリ)
「カンボジア国境の”チャウ ドック(Chau Doc )”という町」シリーズ





(ベトナム関連記事たち)
揺れて、誘われ・・そして“抜かれた”ベトナムの昼下がり
実はちょっとベトナムのホーチミンに行ってきました
久々のホーチミン、まずは「物価感覚を身につけよう」ということで
“WeChat”があれば寂しくない?ホーチミンの夜
今回のホーチミン滞在、宿は“A&EM”にしてみました
【ベトナム】ホーチミン空港でのABTCの威力と有料で使える空港ラウンジ
様変わりしていたドンコイ通りで“ホンダガール”を探して散策したが
ホーチミンで一番美味しく感じたフォーは即席麺だった件
【ホーチミン】コスパの高い“クィーン アン ホテル(Queen Ann Hotel)”
ホーチミン空港の有料ラウンジは、お得なのでしょうか
20USDで宿泊した“ビエン ドン ホテル(VIEN DONG HOTEL)”はアカンかった話
庶民の憩いの場「ベトナム版ネットカフェ」はこんな処
ベトナムでの“ホンダガール”散策は断念した私
【ベトナム】ホーチミンで私が贔屓にしている日本料理屋『膳サイゴン』





この記事へのコメント

  • KT

    素敵で寛容な三姉妹とその父。
    もしかして東南アジアのその地域は性に関しておおらかなんでしょうか?
    というか何でも受け入れる太っ腹な国民性?
    ほんとカオスです!
    2018年01月10日 19:05
  • かる

    KT様

    コメントありがとうございます。
    毎度毎度のお目汚しなコンテンツで恐縮です(笑)。
    アジア圏で男性の客人を接待となると、手っ取り早くお色気攻撃って言うのが多いのかもしれませんねぇ。
    日本の要人の方々もハニートラップに引っかかるようですし。。。

    これからも宜しくお願い致します♪
    2018年01月11日 09:45
”元気の源”のために下のランキングボタンのどれかを”ポチッ”としてもらえると嬉しいです。 こんなショボいブログでもランキングに参加しているのです。。。f^^;
リンク先でここよりもずっと面白いブログに出会うと思いますが、きっと帰ってきてくださいね♥

👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇


にほんブログ村 トラコミュ アジア旅行情報へ

タイ・ブログランキング
ブログ王ランキングに参加中!